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そして3人はあてもなく、長くどこまでもつづく草原を歩いていた。
その夜行き着いた十字路でソラは離れ離れになってしまった友と残してきた人たちを思っていた。月が照らす一本の道の先突然黒いコートに身を包んだ男があらわれこう言った。
「お前に必要なものが、この先にある」
「それを手に入れるには、大切な何かを失う事になる」。
男がソラの前から消える時、そこには一本の道しかなくなっていた。その道を進むと、不思議な城にたどり着いた。彼らはこの城の中に、この旅の目的を果たす何かをみいだし中へと進む事を決心した。
そして「ナミネ」という不思議な少女の出会った。
一方、彼らが探している「リク」と「王様」もこの城を訪れていた。 |
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