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「ガチャPン、今回はくしゃみの相談ですぞ。」 |
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「たしかずっと止まらないと死んじゃうんだよね。」 |
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「それはしゃっくりですぞ。」 |
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「そうだっけ?それより早く解決策を教えてあげないと。死んじゃうよ。」 |
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「だからそれはしゃっくりですってば。」 |
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「もうムッKったら、バカみたいに何度も同じ事言わないでよ。」 |
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「それをいうならガチャPンは自分の言った事も覚えていないボケ老人でしょう。」 |
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「な、なんだとぉ!ボケって言った方がボケなんだぞ!」 |
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「ハイハイ、分かりましたよ。気が済んだらさっさと解決策を考えてください。」 |
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「しょうがないなぁ、それじゃボクが必殺の方法を教えてあげるよ。鼻と口を濡れたタオルでグルグル巻くんだ。そうすればくしゃみ止まるよ。」 |
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「ガチャPン、それじゃホントに必殺で死んじゃいますよ。もっと真面目に考えてください。」 |
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「え〜これじゃダメなの?ボクならこれですぐに直るけどなぁ。それじゃムッKならどうするのさ?」 |
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「私の場合、もっと科学的な治療法を提唱しますぞ。」 |
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「へぇ、例えばどんなの?」 |
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「まずこの季節に起こるくしゃみの内訳を調べます。その結果、花粉症である可能性が高いのが分かりますな。」 |
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「ふんふん、それで?」 |
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「花粉症というのは鼻の粘膜に花粉が入り込んでしまうのが原因なんですな。そこでその花粉が鼻に入らないようにすればいいのです。」 |
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「なるほど!鼻の穴をコンクリートで固めちゃえばいいんだね。」 |
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「なぜコンクリートが出てくるのです、それじゃダメじゃないですか。」 |
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「そうだよね、やっぱり普通にマスクで・・・・」 |
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「根本的に鼻を削ぎ落とすのですっ!」 |
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「へっ?」 |
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「だからくしゃみの原因は鼻の粘膜じゃないですか。だったら鼻を削り取らねばダメじゃないですか。」 |
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「・・・・・ムッKはその方法で今まで治してきたの?」 |
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「そうですよ、科学的でしょう?みんな、くしゃみしなくなりましたよ。」 |
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「あのさ、ひょっとしてムッKの鼻もその方法で治したの?」 |
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「いえ、私はもともと鼻がないのでくしゃみなんてしませんぞ。なんならガチャPンも二度とくしゃみしないように切り落としましょうか?」 |
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「え、あ、ボクも鼻ないからいいや、あはは・・・・・・恐ろしい(ボソッ)」 |